Cactiのセットアップ

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目次

インストール

Cacti を CentOS 5 に導入する例。

DAGを利用すると簡単にインストールできる。

yum install --enablerepo=dag cacti

net-snmp, net-snmp-utils, php-snmp, rrdtool など、依存関係のあるパッケージもインストールされる。

主にインストールされるファイル

ファイル,ディレクトリ 説明
/etc/cron.d/cacti poller.php を 5分毎に実行させる cron 設定ファイル。
/etc/httpd/conf.d/cacti.conf apache 用の設定ファイル。
/var/www/cacti cacti アプリケーション(PHP ファイル)本体の含まれるディレクトリ。
/var/www/cacti/include/config.php MySQL データベース接続設定ファイル。

基本設定

データベースの作成

データベースを作り、SQLファイル cacti.sql を実行する。

シェルを使う場合は次のようになる。

[shell]# mysqladmin -u root -p create cacti
[shell]# mysql -u root -p cacti < /var/www/cacti/cacti.sql

phpMyAdmin を使えば、データベースの作成とSQLの実行が簡単にできる。

データベース接続設定

作成した Cacti 用データベースへの接続設定を /var/www/cacti/include/config.php に記述する。

[shell]# vi /var/www/cacti/include/config.php
$database_default = "cacti";
$database_hostname = "localhost";
$database_username = "cactiuser";
$database_password = "cactiuser";
$database_port = "3306";

apache のアクセス制御設定

[shell]# vi /etc/httpd/conf.d/cacti.conf

パッケージでインストールした場合、デフォルトは下記のようになっている。

Alias /cacti/ /var/www/cacti/
<Directory /var/www/cacti/>
    DirectoryIndex index.php
    Options -Indexes
    AllowOverride all
    order deny,allow
    deny from all
    allow from 127.0.0.1
    AddType application/x-httpd-php .php
    php_flag magic_quotes_gpc on
    php_flag track_vars on
</Directory>

デフォルトのままでは、localhost のみ接続可能となっているので、アクセス制御部分を編集する。

例えば、LAN (192.168.0.0/16) からアクセス可能にするには、次のように変更する。

order deny,allow
deny from all
allow from 127.0.0.1
allow from 192.168.

初期セットアップ

ブラウザで http://Cactiをインストールしたサーバアドレス/cacti/ にアクセスし、初期セットアップを実行する。

初期セットアップ時のユーザー名とパスワードは、User Name: admin, Password: admin

iPhone でグラフを確認する

脚注


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