rndcでnamedをコントロールする

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rndc コマンドは、named をコントロールするユーティリティ。DNS キャッシュデータを保持しつつ、ゾーン情報や named.conf を再読込させることが可能。

rndc [-c config] [-s server] [-p port] [-k key-file ] [-y key] [-V] command
rndc の主な command
reload named.conf と ゾーン情報をリロードする。シリアル番号が増えているゾーン情報のみリロードする。
reload zone [class [view]] ゾーンを指定しゾーン情報をリロードする。シリアル番号が増えているゾーン情報のみリロードする。
reconfig named.conf と、新しく追加したゾーンのみリロードする。
stats サーバの統計情報を /var/named/named.stats ファイルに書き出す。
status サーバのステータス情報を表示(標準出力)する。
dumpdb [-all|-cache|-zones] [view ...] キャッシュデータを /var/named/named_dump.db ファイルにダンプする。
flush サーバのキャッシュをすべて消去する。
stop named を停止する。rc スクリプトでも使用されている。

パラメータなし(コマンドなし)で rndc を実行すると、rndc のコマンド一覧が表示される。

使用例

サーバのキャッシュをクリアすることなく、named.conf とシリアル番号の増えているゾーン情報を再読み込みする。

rndc reload

ゾーンを指定してゾーン情報を再読み込みする。ただし、シリアル番号が増えている必要がある。

rndc reload maruko2.com
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