ntp で時刻合わせ
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目次 |
CentOS で NTP を使用する
- 1. ntp パッケージのインストール
# yum install ntp
- 2. ntp.conf の設定
NICT の公開 NTP サービスを利用。(NICT: 独立行政法人 情報通信研究機構)
- アドレス: ntp.nict.jp
- IPアドレス: 133.243.238.163, 133.243.238.164, 133.243.238.243, 133.243.238.244
/etc/ntp.conf を次のように編集する。server の設定は、同じものを3つ続けて書く。
# --- OUR TIMESERVERS ----- #server 0.pool.ntp.org #server 1.pool.ntp.org #server 2.pool.ntp.org server -4 ntp.nict.jp iburst server -4 ntp.nict.jp iburst server -4 ntp.nict.jp iburst
- 3. まずは ntpdate コマンドで時刻合わせ
時刻のずれが大きいと ntpd で自動時刻合わせできないため、まずは ntpdate コマンドを使い手動で時刻合わせをしておく。
# /usr/sbin/ntpdate -b ntp.nict.jp 20 Aug 09:40:43 ntpdate[32515]: step time server 133.243.238.243 offset -470.966998 sec
- 4. ntpd を起動
# /etc/init.d/ntpd start
ブート時に自動起動させるなら、
# /sbin/chkconfig ntpd on
- 5. ntpq で ntpd の動作状況確認
# /usr/sbin/ntpq -p remote refid st t when poll reach delay offset jitter ============================================================================== *ntp-b3.nict.go. .PPS. 1 u 58 64 7 15.516 -6.621 1.025 +ntp-b2.nict.go. .PPS. 1 u 60 64 7 14.029 -6.880 0.892 +ntp-a3.nict.go. .PPS. 1 u 58 64 7 13.937 -6.803 0.544 LOCAL(0) LOCAL(0) 10 l 55 64 7 0.000 0.000 0.015
- 6. UDP 123 ポートを開けておく
ファイアウォールを使用している場合、upd のポート 123 を開けておく。
Mac OS X で NTP を使用する
『システム環境設定』の『日付と時刻』で設定。
コマンドで設定するには、
- 1. /etc/ntp.conf の内容を次のように設定。
server ntp.nict.jp minpoll 12 maxpoll 17
minpoll 12 maxpoll 17 の意味は、ntp サーバに時間を問い合わせる間隔の最大値と最小値のことで、最小 212秒=4096秒(1時間8分16秒)から、最大 217秒=131072秒(36時間24分32秒)の間隔で問い合わせることになる。 |
- 2. NTP を次のコマンドで起動する。
sudo /System/Library/StartupItems/NetworkTime/NetworkTime start
- 3. OS 起動時に、自動的に ntpd を起動させるには、/etc/hostconfig の TIMESYNC=-NO- を TIMESYNC=-YES- にする。
TIMESYNC=-YES-
Windows 2000 で NTP を使う
- 1. コマンドプロンプトで NET TIME コマンドを使う。
NET TIME /SETSNTP:ntp.nict.jp コマンドは正常に終了しました。
設定内容を確認するには
NET TIME /QUERYSNTP 現在の SNTP 値: ntp.nict.jp
- 2. マイコンピュータを右クリックし [管理...] を選び、サービスとアプリケーション→サービスで、Windows Timeの「スタートアップの種類」を「自動」にする。