Windows OS の試用期間を延長する方法

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目次

Windows OS の試用期間(ライセンス認証するまでの猶予期間)を延長するには、slmgr コマンドを利用する。

  • ライセンス認証するまでの猶予期限は30日で、猶予期限が迫った場合、ライセンスの状態をリセットすることで猶予期限を30日に戻すことができる。
  • 例えば、残り時間が10日の時にライセンスの状態をリセットすると、残り時間は30日になる(40日にはならない)。
  • リセットできる回数は3回までできるので、最長120日間はライセンス認証を延長することが可能。
  • ライセンス認証するまでの猶予期限は、サーバー版や評価版によって異なる。(30日や60日など。)

ライセンス情報を表示する

slmgr コマンドに /dli オプションを付けて実行すると、残りの猶予期間を確認することができる。

slmgr /dli

リセット回数などさらに詳細な情報を表示するには、/dlv オプションを付けて実行する。

slmgr /dlv

試用期間を延長する

試用期間(ライセンス認証するまでの猶予期間)を延長するには、/realm オプションを付けて実行する。この時コマンドプロンプトを「管理者として実行」した状態で slmgr コマンドを実行する。

slmgr /rearm

再起動後、残り時間が 43200分(30日)にリセットされている。

Windows ソフトウェア ライセンス管理ツール

使用法:

slmgr.vbs [コンピューター名 [ユーザー パスワード]] [<オプション>]

グローバル オプション:

/ipk <プロダクト キー>
プロダクト キーをインストールする (既存のキーが上書きされます)
/ato [ライセンス認証 ID]
Windows のライセンス認証を行う
/dli [ライセンス認証 ID | All]
ライセンス情報を表示する (既定: 現在のライセンス)
/dlv [ライセンス認証 ID | All]
ライセンスの詳細情報を表示する (既定: 現在のライセンス)
/xpr [ライセンス認証 ID]
現在のライセンスの有効期限日

詳細オプション:

/cpky
レジストリからプロダクト キーを削除する (無断での公開を防ぎます)
/ilc <ライセンス ファイル>
ライセンスのインストール
/rilc
システム ライセンス ファイルの再インストール
/rearm
コンピューターのライセンスの状態をリセットする
/upk [ライセンス認証 ID]
プロダクト キーをアンインストールする
/dti [ライセンス認証 ID]
オフラインでのライセンス認証のインストール ID を表示する
/atp <確認 ID> [ライセンス認証 ID]
ユーザー提供の確認 ID で製品のライセンス認証を行う

ボリューム ライセンス: キー管理サービス (KMS) クライアント オプション:

/skms <Name[:ポート] | : port> [ライセンス認証 ID] [ライセンス認証 ID]
このコンピューターで使用される KMS コンピューターの名前とポートを設定します。IPv6 アドレスは [ホスト名]:port の形式で指定する必要があります
/ckms [ライセンス認証 ID]
使用された KMS コンピューター名を削除する (ポートを既定に設定)
/skhc
KMS ホスト キャッシュを有効にします
/ckhc
KMS ホスト キャッシュを無効にします

ボリューム ライセンス: トークンベースのライセンス認証オプション:

/lil
インストール済みのトークンベースのライセンス認証発行ライセンスを一覧表示する
/ril <ILID> <ILvID>
インストール済みのトークンベースのライセンス認証発行ライセンスを削除する
/ctao
トークンベースのライセンス認証のみのフラグをクリアする (既定)
/stao
トークンベースのライセンス認証のみのフラグを設定する
/ltc
トークンベースのライセンス認証の証明書を一覧表示する
/fta <証明書の拇印> [<PIN>]
トークンベースのライセンス認証を強制する

ボリューム ライセンス: キー管理サービス (KMS) オプション:

/sprt <ポート>
KMS がクライアントとの通信に使用する TCP ポートを設定する
/sai <ライセンス認証の間隔>
ライセンス認証していないクライアントが KMS 接続を試みる間隔を分で設定します。ライセンス認証の間隔は 15 分 (最小) から 30 日 (最大) にする必要がありますが、既定 (2 時間) を推奨します。
/sri <更新間隔>
ライセンス認証したクライアントが KMS 接続を試みる更新間隔を分で設定します。
更新間隔は 15 分 (最小) から 30 日 (最大) にする必要がありますが、既定 (7 日) を推奨します。
/sdns
KMS による DNS 発行を有効にする (既定)
/cdns
KMS による DNS 発行を無効にする
/spri
KMS の優先度を通常 (既定) に設定する
/cpri
KMS の優先度を低に設定する
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