Windows で rsync を利用する(cwRsync)
提供:maruko2 Note.
cwRsync は Windows で Rsync を動作させるための Cygwin 環境をパッケージしたソフトウェア。ssh などのプログラムも含まれているので、cwRsync パッケージをインストールするだけで rsync をひと通り使うことができる。
- Linux や Mac の rsync コマンドと同じ書式で使うことができる。
- コマンドプロンプトから直接 rsync を使うこともできるが、Windows の環境変数を設定しつつ利用する(バッチにする)方がパスの指定が楽。
cwRsync.bat
cwRsync 利用時に必要になる環境変数(HOME と PATH)を設定する。
- スタートメニュー » すべてのプログラム にある cwRsync フォルダ内の 1.Batch example に設定例が書かれているので参考にする。
@ECHO OFF
SETLOCAL
SET CWRSYNCHOME=%PROGRAMFILES(x86)%¥cwRsync
SET HOME=%HOMEDRIVE%%HOMEPATH%
SET PATH=%CWRSYNCHOME%¥bin;%PATH%
rsync -av -e ssh foo@192.168.1.2:/home/maruko2/source /cygdrive/c/Users/maruko2/dest
rsync -rv --delete ^
--exclude "foo/bar/*" ^
--exclude "foo/aha/*" ^
--exclude "ahe/geho/*" ^
--log-file "/cygdrive/c/Users/maruko2/rsync.log" ^
rsync://192.168.1.2/home/www ^
/cygdrive/c/inetpub/wwwroot
pause
3行目:Windows 7 Home Premium では cwRsync は C:¥Program Files (x86)¥cwRsync にインストールされる。
7行目:ローカルドライブを指定する時は、Cygwin 方式でパスを指定する。例えば、C:¥Users¥maruko2 は /cygdrive/c/Users/maruko2 のように記述する。