VMware ESXi 3.5 ホストの ssh サーバを有効にする方法
提供:maruko2 Note.
ESXi ホストに ssh でログインすることで、様々な管理ツールを使うことができる。
目次 |
手順
- ESXi ホストのコンソールウインドウ(黒と黄色の画面)で alt と F1 キーを押す。
-
コンソールに unsupported と入力して Enter を押す。(入力中、文字は表示されない。)
unsupported
-
赤い文字で WARNING - Thech Support Mode ... と表示され、パスワード入力のプロンプトが表示されるので、root のパスワードを入力する。(60秒以内に入力すること)
root のパスワードを入力
プロンプトが ~ # になる。
-
/etc/inetd.conf を編集する。
vi /etc/inetd.conf
#ssh で始まる行を探し、# を消して(コメントインして)保存する。
- 矢印キー(カーソルキー)を使い、カーソルを #ssh の上まで移動させる。矢印キーが使えない場合、h(左), j(下), k(上), l(右) でも移動できる。
- 編集モードに切り替えるために i キーを押す。
- delete キーで # を消す。
- コマンドモードに切り替えるために、ESC キーを押す。
- 同じファイル名で保存 & vi を終了するために、:wq と入力し Enter を押す。(保存せず終了するには :q! と入力する。)
- マネージメントサービスを再起動するため、コマンド /sbin/services.sh restart を実行する。
/sbin/services.sh restart
VMware ESXi 3.5 update 2 の場合は、inetd のプロセスを kill -HUP する。
kill -HUP `ps |grep inetd |awk '{print $1}'`
これで、ESXi ホストへ ssh で接続する事ができる。
ESXi 4.1 での手順
ESXi 4.1 では、SSH によるリモートログイン設定があらかじめ用意されている。
- <F2> Customize System の画面に切り替えるため、F2 キーを押す。
- System Customization の一覧にある Troubleshooting Options を選択し Enter キーを押す。
- Enable Remote Tech Support (SSH) を選択し Enter キーを押す。
これで、SSH によるリモートログインが可能になる。
参考ページ
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