Mac OS X で NFS を使う
提供:maruko2 Note.
Mac OS X の NFS サービスは、FreeBSD とほとんど同じ。(Linux とは、異なる部分が多い。)
目次 |
NSF サーバ
公開するディレクトリを /etc/exports に記述
- /etc/exports の例
/Volumes/NFS -maproot=root -network 192.168.1.0 -mask 255.255.255.0
- -ro
- 読み込み専用として export する。
- -alldirs
- サブディレクトリのマウントを許可する。
- -maproot=user -maproot=user
- group1:group2:...
- サーバでの root 権限を、クライアントではどのユーザ権限にするか。
- -maproot=maruko2 とすると、クライアントのルートユーザのアクセスは、サーバでは maruko2 ユーザのアクセスとなる。
- -mapall=user -mapall=user
- group1:group2:...
- クライアントからのサーバへの全てのアクセスが、サーバでは指定した user のアクセスとみなされる。
- -mapall=maruko2 とすると、クライアントからのすべてのアクセスは、サーバでは maruko2 ユーザからのアクセスとなる。
NFS サーバを起動する
$ sudo /System/Library/StartupItems/NFS/NFS start
NFS サーバが公開しているディレクトリの情報をみる
$ showmount -e localhost Exports list on localhost: /Volumes/NFS 192.168.1.0
NFS サーバの再起動(設定の再読み込み)
Mac OS X には exportsfs -a コマンドは無いので、mountd に HUP シグナルを送る[1]。(*BSD や Linux には exportsfs コマンドがある)
sudo kill -s HUP `cat /var/run/mountd.pid`
NFS クライアント
NFS マウント
root で実行する。
# mount 192.168.1.1:/Volumes/nfs /mnt
NFS アンマウント
root で実行する。
# umount /mnt
脚注
- ↑ man mountd
参考ページ
- 【コラム】OS X ハッキング! (13) OS XでNFSを利用する(1) | パソコン | マイコミジャーナル